目の下たるみ

逆立ちをすると効果があるって本当?

目の下たるみは重力の影響でたるむと思っている人が多いようですが、実際は、目の周りを覆い、衝撃などから目を守っている眼窩脂肪を支えている皮膚が加齢と共に薄くなり、支えきれなくなってたるむのが原因です。目の周りの皮膚はとても薄く、ちょっとした衝撃でもあざになってしまいます。もともと薄い皮膚がコラーゲンの減少により、もっと薄くなってしまいますので、目の下たるみは目立ってしまいます。

しかし、逆立ちをすることは、目の下たるみに効果が全くないという訳ではありません。逆立ちにはとても体にいい効果が沢山あるからです。逆立ちをすることにより、血流がよくなり、脳の活性化にも繋がります。また、逆立ちは内臓下垂を正しい位置に戻す効果もあります。血流がよくなれば、新陳代謝が上がり、ターンオーバーをスムーズにしてくれます。これにより、コラーゲンの新陳代謝がよくなり、目の下たるみに効果があるのです。また、逆立ちをすることによりストレスが解消される効果があります。

一説では、ヨガなどの達人は逆立ちをしている短時間の間にアルファー波を出すともいわれています。お肌にとってストレスは活性酸素を増やす原因になりますので、ストレスが解消されることにより、錆びないお肌を手に入れることができます。血行促進やストレス解消のために逆立ちを取り入れてみるのも良いでしょう。

コンタクトが原因でたるむって本当?

加齢による目の下たるみの原因はコラーゲンの減少によるものですから、コンタクトが原因でたるむという因果関係はありません。ただし、コンタクトは目にとても負担をかけやすい物になります。コンタクトを装着することにより、目に負担をかけ、疲れにより、やや腫れたような状態になり、影ができてたるみに見えてしまうということは考えられます。腫れや目の負担を気にするのであれば、眼鏡をかけることをお勧めします。

また、長年、コンタクトレンズを装着することにより、まばたきの回数が増えて目の周りの筋肉や腱などが疲労して目の下たるみに繋がるという事例もあります。このケースはハードのコンタクトレンズを使用している人が主であると言われています。しかし、近年ではソフトのコンタクトレンズを使用している人にも症状が出ているとの報告もあります。症状は人によって違い、同じ人であっても、片眼だけたるんでしまう人もいます。この症状は加齢による目の下たるみとは違い、若い人や中年世代にもみられる症状で、目の下たるみ以外でも視野が狭くなったり、目を開くのに力を使うので額に疲労感がでたり、まつげが下がったりするなどの症状もあるので、やはり、なるべく眼鏡をかけた方が無難と言えるでしょう。

目の下がたるみやすい人って?

まず、不摂生な生活を送っている人は目の下たるみがおこりやすいといえるでしょう。インスタント食品など添加物の多い食事をとると、活性酸素を発生させる原因になります。
活性酸素は体を錆させるので、老化の原因になります。緑黄色野菜など、活性酸素を抑える栄養素を取り入れた食事を規則正しく、バランスよく摂取することが大切です。

同じ不摂生な生活のひとつとして、質の良い睡眠を取っていない人は目の下がたるみやすいと言えるでしょう。睡眠中に成長ホルモンが分泌されるので、お肌を蘇らせるためにとても重要です。成長ホルモンを分泌させるには、6時間以上継続して睡眠することが必要になります。そして、できれば12時前には就寝することをお勧めします。私たちの体は、夜になると、メラトニンが分泌されます。メラトニンは体温を下げて、眠たくなる働きをして、自然に眠りへといざなってくれます。メラトニンの分泌の少ない時間帯に寝ると、眠りが浅くなってしまいます。ですから、メラトニンの分泌量が増える12時前には就寝することをお勧めします。

もし、夜、寝つきが悪いようでしたら、早朝、太陽の光をしっかり浴びることをお勧めします。そうすると、体内時計がリセットされて、夜中にメラトニンが生成しやすくなります。規則正しい生活とバランスのよい食事が、目の下たるみの予防策になります。

何歳から目の下がたるみ始める?

目の下たるみが始めるのはターンオーバーの速度が遅くなり、コラーゲンの形成速度が遅くなる頃からだと言えるでしょう。まず、コラーゲンですが、タンパク質の一種にあたります。そして、繊維の一種であり、細胞ではありません。つまり、細胞ではないので、死ぬこともありませんし、生まれ変わるということもありません。勿論、分裂して増えることもありません。コラーゲンは真皮に繊維として分布して新陳代謝を繰り返しています。この新陳代謝は通常2~6年かかるといわれています。未だに新陳代謝にかかる正確な数値は測定されていません。ただし、新陳代謝もずっと行っているわけではなく、40代を過ぎると、新陳代謝をしなくなってしまいます。そのため、コラーゲンは減少の一途をたどり、硬く、薄くなってしまいます。これによりたるみがおきるのです。

コラーゲンは真皮の70%程度分布していて、真皮の多くを占めます。コラーゲンは、エラスチンという繊維により繋ぎとめられています。しかし、エラスチンも歳と共に減少してしまい、繋ぎとめるものがもろくなれば、崩れやすくなってしまいます。ですから、40代から目の下たるみが始まるというのが的確なのでしょうが、アンチエイジングすることにより、目の下たるみが始まる年齢は変わってきます。10代の頃からビタミンC誘導体などを取り入れたお手入れをすることが大切だと言えるでしょう。

ヒアルロン酸注入とは?

ヒアルロン酸やコラーゲン注入はシワやたるみをとるために美容整形外科などで行われている施術です。一般的にコラーゲンよりもヒアルロン酸の方が、アレルギーを起こす心配がないので、人気があるようです。コラーゲン注射を行う際は、必ず事前にアレルギー検査が必要ですが、ヒアルロン酸は必要ありません。小さな注射針で数箇所に渡って注射していきますが、あまり痛みは感じませんので、痛みの心配をしなくても大丈夫でしょう。勿論、事前に麻酔をすることはありません。どうしても注射の痛みが気になる方は、注射の前に麻酔テープを貼るという方法もあります。注射をする一時間ほど前に麻酔テープを患部に貼っておくと、麻酔の効果があります。ただし、これは皮膚の表面状を麻酔しただけであり、皮膚の奥まで麻酔したわけではありませんので、完全に痛みがとれる訳ではありません。しかし、注入する時のチクリとする痛みは緩和されますので、気になる人は医師に相談してみると良いでしょう。

一般的に、コラーゲン注射はヒアルロン酸注射よりも若干安く設定されています。ヒアルロン酸注射もコラーゲン注射も永遠に効果が持続する訳ではなく、徐々に体内に吸収されていき、時間と共に効果は薄れていきます。効果は半年から一年で消えてしまうので、注意が必要です。

手術のデメリットってありますか?

まず、美容整形手術は保険が適用されない為、費用がとても高くなるというデメリットがあります。カウンセリング段階で、アフターケアを含めどれだけの費用がかかるのか確認し、他のクリニックと費用を比較するのは勿論のこと、手術以外の解消方法がないかも十分検討してから、手術に臨むようにしましょう。

また、目の下たるみの手術には切る方法と切らない方法があります。まず、切らない方法は目の裏側から小さな穴を開けて脂肪を摘出する手術になりますが、目の下のたるんでいる部分は3つのブロックに分かれており、この3つのブロックからバランスよく脂肪を取り出すのはとても困難な手術になります。医師の中には真ん中の部分だけの脂肪を取り出す人もおり、そうすると真ん中だけがへこんで逆効果になってしまいます。

また、切開法は、お顔の表面からアプローチするため傷跡が残るデメリットがあります。こちらも切開しただけで脂肪を取らない、もしくは、ほとんど取らない医師もおり、傷跡だけが残ってしまう結果になる可能性があります。いずれも医師の腕にかかっていますので、信頼のおける医師を選ぶことが大切だと言えるでしょう。カウンセリング段階でよく意思疎通がとれる医師を選ぶようにすると良いでしょう。

たるみに有効な美容液の成分は?

たるみを解消する為には、コラーゲンの合成を高めることが不可欠ですので、コラーゲンを増やす効果のある美容液成分が有効です。お勧めの美容液成分はビタミンC誘導体です。ビタミンC誘導体はビタミンCをよりお肌に吸収されやすくするために作られた美容液成分です。ビタミンCはコラーゲンの合成にはなくてはならない成分にあたります。ビタミンC誘導体はたるみだけでなく、美白作用や皮脂分泌をコントロールする役目もあり、毛穴対策にも効果があります。ビタミンC誘導体は水に溶けやすい性質のため化粧水で売られています。朝晩のお手入れになるべく取り入れるようにしましょう。

他にも、レチノールはビタミンAの一種であり、コラーゲンを増加させる効果があります。ただし、刺激が強いですので、お肌の調子が悪い時は避けるようにしましょう。顔中につけると刺激が強いですので、目の下たるみの部分だけにつけるのがポイントです。

また、ナイアシンはビタミンB3にあたり、コラーゲン合成を高める効果があります。こちらは肌に刺激が少ないので毎日のお手入れに取り入れるようにしましょう。ニキビを解消する効果もあります。また、植物エキスもたるみに有効です。ポリフェノールや乾燥エキスなど抗酸化作用のある成分を取り入れるようにしましょう。

レーザー治療もあるの?

目の下たるみの改善には、高周波治療の他にもレーザー治療があります。お肌は表皮の下に真皮があり、真皮には繊維芽細胞があります。レーザーは、その繊維芽細胞を刺激して、コラーゲンの働きをよくする効果があります。レーザー治療により、細胞レベルからお肌をキレイにしていくのです。また、レーザー治療はたるみを解消するだけでなく、美白効果もあります。レーザーの光には反射作用があるため、皮の古くなった角質を落とす効果があるからです。ですから、レーザー治療によりたるみだけでなく、美白まで効果があり、更に、細胞が活性化するため毛穴を引き締める効果も期待できます。

また、レーザー治療の副作用を気にする人が多いようですが、レーザー治療は副作用がありませんので安心して治療を受けることができます。勿論、アレルギーを起こすこともありません。レーザー治療後、すぐにお化粧もできますので、外出の前に治療を受けることもできます。通常、レーザー治療は高周波治療よりも安価で施術を受けることができます。エステによっても違いますが、高周波治療は数十万円もすることが多いですので、ひどいたるみでなければ、まずはレーザー治療から試してみてはいかがでしょうか。

高周波治療器とは?

高周波治療器とは名前の通り、高周波で治療を行う器具のことであります。では、高周波とは、周波数が比較的高い波動や振動のことで、通常、可聴周波数が20~2万ヘルツより高いものを呼びます。高周波治療器はエステなどに置かれており、高周波には傷を早く癒す効果があるといわれています。また、ハンドマッサージでは届かないお肌の奥の真皮まで栄養素が届く仕組みになっています。他にも、リンパを刺激するため血流がよくなり、新陳代謝が上がる効果があります。ですから、高周波をあてることにより、栄養素が真皮に働きかけて、新陳代謝が上がるためターンオーバーの働きがよくなり、たるみやシワなどの悩みを解消することができます。目の下たるみで悩んでいる人にとって高周波治療は理想的といえるでしょう。

エステなどで使われている高周波治療器は、単に高周波のみで治療を行うだけでなく、サーモ(熱)を加えて更に効果を上げる仕組みになっているものなど様々な工夫が凝らしてあるようです。高周波治療を希望される方は、どの様な治療器を使って施術しているのか比較してからお店を決めると良いでしょう。現在、エステで人気の高い高周波はRF(ラジオ波)です。ラジオ波は水分を振動させ、摩擦熱を発生させる効果があります。たるみだけでなく、痩身としても使われています。

目の下たるみ手術のダウンタイムはどれくらい?

目の下たるみ手術のダウンタイムは、切るか切らないかによって全く違ってきます。まず、下眼瞼除皺術で切開した場合は、個人差もありますが、2~3日は強い腫れが続き、一ヶ月程度腫れが残る場合があります。そして、下まぶた全体に内出血を伴う場合があります。また、手術から一週間後に抜糸する必要があります。シャワーは当日より可能ですが、創部に水などがかからないように注意しなければなりません。洗顔は翌日から可能です。メイクは抜糸後からできますが、創部にかからなければ翌日から可能です。

もし、ダウンタイムをなくしたいのであれば、切らない方法をお勧めします。下まぶたの裏側にとても小さな穴をあけて特殊な器具を用いて脂肪をとる方法です。縫合する必要はありません。ですから、ダウンタイムを殆どなくすことができます。手術後からメイクすることもできますので、稀に内出血を起こす人も居ますが、お化粧でカバーして目立たなくすることができます。特に日常生活に支障はないので、翌日からお化粧してお仕事に行くことができます。切らない方法のメリットはダウンタウムが少ないだけではなく、傷跡も残らないことです。ですから、とても自然の仕上がりになります。